2019年11月14日

服飾購入録 -Brooks Brothers FACTORY STOREでジャケット・セーター・ベルト・シャツを買う-

私の仕事は今は繁忙期で、
あと半年弱程はこの状態が続く。


そのようなわけで、
最近は中々休みが取れない日々が続いている。
週休2日は夢のまた夢、
ブラック企業程の酷さではないけれど、
休日も返上して仕事と言う時も結構多い。


私自身は元々人との付き合いもヘタクソな性質で、
どちらかと言うと、
1人であれやこれやしている方が性に合っている性格だ。
ところが今の生業は、
人との関りがないと始まらない部分がある。
だから嫌でも人と会い、話し、
仕事を粛々と進めていかなければならない。


その結果、どうしてもストレスが溜まってしまう。
仕事があるだけ良いのは確実なのだが、
そのストレスをどうやって解消すればよいのか、
実は有効策がいまだに見つけ切れていないのが問題である。

最近はそのストレスを
買物で発散している部分が大きいのが、
我ながら問題だと感じている。
何処の研究機関が出したものかは忘れたが、
その論文曰く、
「買物はストレス発散の手口とはならない」らしい。
確かに買物をした時の高揚感は
中々やめられないものがあるが、
それが所詮は長続きしないのもまた、確かである。
だからまた新しいものを物色してしまう。
そんなことを続けていても埒が明かないのだ。


…とはわかっているものの、やれ
「セーターが大分草臥れてきた」だの
「体型に合うシャツが欲しい」だの
「素敵なチノパンを1着…」だの
「タートルネックのセーターを新調したい」だの
「普段着用のベルトを1つ…」だの、
我ながら呆れるぐらい、
物欲は留まるところを知らない。
宝籤でも当てたいところだが、
そもそも買ってないくせに当たるわけもない。

そういうわけなので、
色々遣り繰りしながらも
買物をしている今日この頃である。


最近好みというか、
自分の中で急に注目度が増しているのが、
前回の記事で書いた
『Brooks Brothers』である。

私は腕と足がひょろ長く、
しかも痩せた体型である為に
絶対に合わないブランドの一つだろうな、
と端から諦めていた。
何しろあのボックス型のスーツ(I型スーツ)を
考案したブランドである。
絶対に私のような体型では似合わないと思っていたのだ。

ところが先日、
初めて此方でキャメルのジャケットを購入できたこと、
更に大変博識で行ってくれる提案も的確な
素晴らしい販売員さんに出会えたことで、
自分にとっての買える・買いたいブランドに
一躍躍り出たのである。

実はキャメルジャケットの後にも、
既に別のジャケット1着に
メリノウールのセーター、
カジュアル用の編み込みベルト、
更には仕事用のドレスシャツ1枚を買ってしまっている。
余裕もない癖に、自分でもゾッとするぐらいの
なけなしの資金をつぎ込んでいる(苦笑)。
尤も購入しているのはデパート内や
路面店のプロパーの店舗ではなく、
アウトレットモールの店舗なので、
定価で購入した経験は未だに無いのだが。



というわけで、自分の備忘録も兼ね、
折角なので購入した品々を紹介していきたい。


まずジャケット。
Made in Thailandで、
アメリカはサウスウィックの工場製ではない。
しかし、使用されているチェック生地の美しさに
一目惚れしてしまった次第である。



20191116_03.JPG




そもそもはじめは仕事用のジャケットをと考え、
基本とされる紺色のジャケットでもと思っていたのだが、
そんな考えはどこへやら、
一気にこちらを買いたい気持ちに傾いてしまった。

はじめは
「派手すぎるかな」
とも思ったのだが、いざ着てみると不思議なもので、
驚くほど落ち着いた様相に整えてくれる。
私のように何の権威も人格の深みもない人間にも、
それなりの沈着さを装わせてくれるのが、
何ともありがたい。
これなら仕事用でも十二分に通用すると思われた点も、
購入を後押しした。

なお、生地はイタリアはCanonico社製のもの。
高品質を称えられている此方の生地は、
確かに私が今まで買ってきたジャケットのものとは
また1段階異なった雰囲気に溢れている。
素人目にもそれが伝わってくるのも嬉しかった。
前回に引き続き、
眺めているだけで嬉しくなってくる1着である。

そしてまた、
羽織った際の着心地の素晴らしい事。
疲れることは勿論なく動き易い上、
着た瞬間にふんわりとした暖かさに全身が包まれる。
何とも言えない安心感もそれも付随するから、
不思議なものだ。

季節も進んで寒さが目立ちはじめた最近は、
仕事でも定番の1着となっている。
しっかりと休ませたいので使う頻度を上げられないのが
目下の悩みだが、これは贅沢な悩みと言うものであろう。
これからも大事に使っていきたい。


次にスコットランドの
メリノウールを使用した(縫製は中国)、
グリーンのセーター。
アウトレット店舗の移転に合わせて
値段が下げられていたものを購入した。



20191116_02.JPG




着てみると、
これもまた素人でもすぐにわかる
心地の良さ。
私はあまりに締め付けが
強いセーターは苦手なのだが、
これは適度なフィット感がありながらも、
全く窮屈さを感じさせない。

そして何より見た目が美しい。
緑は取り合わせが難しいのではないかと
考えていたが、
販売員さんにジャケットやシャツと
取り合わせて見せて貰った所、
驚く程調和している。
これで躊躇は無くなり、目出度く購入と相成った。


更に別日に購入したのが、
カジュアル用の編み込みベルト。



20191116_01.JPG




販売員さんからその特徴を紹介された際に
初めて気づいたのだが、
編み込みに使われている革が
通常のものとバックスキンの2種類で構成されている。
その為、全体に光沢が出すぎることもなく、
カジュアルな見た目ながらも
一程度の上品さを醸し出しているところに
好感を持った。

既に何度か使っているが、
存外どのズボンとも合う点も気に入っている。


そしてシャツ。
これはずっと私が欲しがっていた1品だった。

というのも、
私自身の体型として、
首は細目で手がひょろ長いという
難儀な部分があり、
これまで自分の体型にぴったりなシャツに
巡り合ってこなかったのだ。
首に合わせれば袖丈が足りず、
袖丈に合わせれば首元が緩くなってしまう。

Brooks Brothersであれば
かなり理想に近いものが手に入るのではと思い、
採寸をして貰ったうえで、
ぴったりと合うシャツを探して貰った。
その結果、私のサイズは
"14 1/2 - 32"が最適とのご判断を頂いた。

ただ、このサイズであっても
私にジャストフィットと言うのは
中々難しかったのだが……。
と言うのも、私自身はあまりそう思っていなかったのだが、
実はそれなりに肩が張っているらしい。
しかも腰が細いので、
Brooks Brothersでは一番スリムな
Milanoフィットでは些か窮屈さを感じ、
Regentフィットでは少し腰元の布にゆとりが過ぎる、
という、なかなかに悩ましい結果となった。

ただ、シャツを試着させていただいた際に
着用したMilanoフィットの1着は
上級の生地が用いられているものが
正規店より流れ流れてやってきたものらしく、
着心地に惚れてしまい、
其方のシャツを1着購入した次第である。
(値段が正規の1/4位迄下がっていたことも大きいが)

先日ここぞという業務で着用したのだが、
正直言って着た心地がこれまで持っていたシャツとは
段違いであった。
今あるシャツも大分草臥れてきているものがあるので、
徐々に此処のシャツを取り揃え、
世代交代をしていきたいと考えた次第である。


そんなこんなで、
最近私の洋服群では
『Brooks Brothers』のものが急増している次第である。

今持っているスーツにしても、
どれもこれも大分薹が立ってきているので、
今度は此処で購入してみたいものだ、
と密かに目論んでいる。



この記事の読了に、深く感謝。


ラベル:Brooks Brothers
posted by ネコハル at 15:40| Comment(0) | 雑記録(衣服) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月10日

服飾購入録 -Brooks Brothers FACTORY STOREでキャメル生地のジャケットを買う-

また随分と更新が途絶えてしまった。


私の生業は夏が最大の繁忙期で、
午前中は兎も角、午後はじめから夜の遅くまではほぼ出ずっぱりとなる。
そして平日休日関係ない日程になり、
世間様とは色々とずれが起こってしまうのだった。
そして私自身もその日程に中々慣れることが出来ず、
気付けばもう9月と言うのに、未だに疲れを引きづっている。

疲れがたまるとストレスもたまる。
私の場合、それは洋服やスーパーマーケットでの散財に向かってしまうことが多い。
前者・後者共に定価では買物をしない主義ではあるが、
それでもやはり彼是買ってしまった。

先日買ったのは此方である。



20190910_01.jpg


"Brooks Brothers Beige Genuine Camel Hair Two Button Notch Lapel Classic Fit Sport Coat"



画像とリンク先はアメリカの百貨店『Nordstrom』の
アウトレットサイト、『Nordstrom Rack』のものである。
尤も私が購入したのはここではなく、
家から近場にある某三菱地所系アウトレットモールなのだが。
丁度良い画像があったので、今回リンクを張らせてもらった。

私自身もそれを承知の上で購入したのだが、
此方の商品はほぼ間違いなくアウトレット専売品である。

実際、Brooks Brothersの公式ウェブサイトには
全く掲載されていない。
また、ブランドのロゴも有名な斜体のものではなく、
ブロック体である。
(ブロック体の場合はアウトレット専売品なのだそうだ)
そして、Brooks Brothersといえばアメリカ製と思いたくなるが、
さにあらず、此方はその隣国メキシコ製である。

私自身、普段はアウトレット専売品だけは買わないと思っているのだが…。
(理由は何だか悔しいからである)
今回は商品の素材や雰囲気、
何より羽織った時の感触に触発されてしまったのである。


まず、生地はTollegno 1900のCamel 100%。
ここはかの有名なLoLo Piana社が
デザイナー向けの生地を提案するべく創業し、
1900の文字が語るように、その歴史は既に100年を超えているのだそう。

(参考:『男の佇まいに「粋」を添える。トレーニョ1900(tollegno)のオーダースーツ』)

この駱駝の生地はその細やかさが一目でわかるほどで、
その繊細さに静かな気品が漂っている。

羽織ると軽い。
ふわりと吸い付くように着ることができ、仄かで優しい暖かさに包まれる。
そして、装い全体に上品さを醸し出してくれるのである。
(着ているのが私のような小者なのが残念なところだが…)

そしてまだまだ暑いこの季節、
私は黒のTシャツとデニムと言ういで立ちだったのだが、
これが驚くほどマッチしたのである。
秋冬の装いには勿論合うと思うが、夏の服装にも合うのは驚きだった。

色、シルエット、雰囲気、どれを取っても
まさに私の好みを体現したかのようなジャケットで、
一目惚れしてしまった。


お値段は定価¥56,000- の40%OFFで、¥36,288-。
想定外の支出だったので懐は大出血だが、大変満足している。

尚、私にこのジャケットを教えてくれた店員さんが仰るには、
このジャケットは「非常に入ってきた数が少ない」のだそう。
実際、私の今回選んだサイズ(38)はもう無かった様だ。
もしも気になる方がいれば、
是非お店(Brooks Brothersのアウトレット:FACTORY STORE)に。
なお、おそらく正規店には置かれていないと思われる。


今回このジャケットと出会えたのは勿論、
特に嬉しかったのは「Brooks Brothersで服が買えた」ということである。

私は華奢なやせ型の体型なので、
I型シルエットを旨とするこのブランドは難しいと思っていたのだ。
デザインの方向性は好きだったので残念に思っていたのだが、
今回、私にも袖を通すことができる服があると知り、
本当に嬉しい限りである。

そして、今回対応いただいた店員の方もとても感じがよく、
しかも服について博識であられたので、
また相談して、ここで何かを買ってみたいと考えている。



この記事の読了に、深く感謝。


posted by ネコハル at 15:37| Comment(0) | 雑記録(衣服) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月27日

雑記 -盛夏の時期に思うこと、徒然なるままに-

また随分とブログの更新が滞ってしまっていた。


実際、別に取り立てて書くことはない。日常がいつも通りに過ぎていくばかりである。
変わったことと言えば、預金残高が順調に減っていることと、
時間だけはあるものだからしょっちゅうプールへ泳ぎに行くことになったことぐらいか。

預金残高の件は、まぁ恐らく何とかなるだろうと考えている。念のため。


梅雨もあけ、いよいよ盛夏の季節となったが、私の稼業はこの時期が一番忙しい。
平日休日の別がなくなり、曜日感覚も消え失せてしまう。
毎日が怒涛のように過ぎ去り、気付けば夜遅くになり、
食事を済ませれば寝てしまうだけである。
会社に勤め、日々残業に追われる方々は
こんな毎日を年がら年中送っているのかと考えると、
尊敬の念を抱かずにはおれない。
断わっておくが嫌味ではない。
身体が弱く体力が持たないものだから、私にはそんな真似は到底不可能なのだ。
24時間戦えますかという恐ろしい言葉が一時喧伝されたものだが、
24時間どころか12時間でさえ実現可能かどうか怪しい。
しかし、そんな真似をしなければ生活が回らないとは、
一体日本とは何という国家なのだろうか。


勤勉さが日本人の美徳だ何だと最近矢鱈叫ばれているけれども、
それは本当なのだろうかと私は疑っている。
実際にはそうではなく、同調圧力で仕方なしに
一見真面目に思える仕事の仕方をしているだけではないのか。
例えば仮に周りの皆が一斉に定時で帰ることを始めた時、
それに乗らない人がどれほどいるのだろうか。

「日本人が災害時に略奪を起こさないのは、
 真面目だからではなく、周りの誰もがしないからだ」

そういう指摘を読んで、我が意を得たりと感じたものだ。
周りの100人が略奪に参加した時、
それに同調しないと果たして自身に誓えるか。

斯様に日本人が支配される"空気"なるものの力は強い。
しかも多くの人が感じ取っている、
その"空気"なるものに触れられる人はいない。
ところが、世間のツールを使って
その"空気"をコントロールすることに長けている人が
お偉い方には多いようだ。困ったことである。
その"空気"に従うままに生き続け、気付いた時にはもう遅い、
という状態だけにはならないで居たいものだ。


などと、今日は最近思っていることを書き散らしてお茶を濁しておく。


この記事の読了に、深く感謝。
posted by ネコハル at 09:30| Comment(0) | 雑記録(日々彼是) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする